2013年3月23日土曜日

燃料電池車

イブリッドカーなどが増えてきたが私はハイブリッドカーが好きではない 
どっちつかずのスタンスが気に食わない。ガソリンか電気がはっきりしろ!と言いたい。 
将来的に見ればハイブリッドのような過渡期の技術は衰退するであろう。 
未来から見れば昔はこんな車があったというわらい話のネタになってしまうかもしれない 
電気自動車はガソリンスタンドのようなところで数分で充電することはできない。急速充電でも1時間くらいかかる 。(バッテリーまるごと交換する方法も検討されているようではあるが)
これではやはり不便である。ガソリン車のようにスタンドで数分で満タンに出来て200km以上は走行できないと使い物にならない。 
その点燃料電池車には期待がもてる。水素スタンドで数分で満タンに出来てガソリン車より走行距離は長くなる 
今のところ電気自動車の方が先行しているが本命は燃料電池車だと密かに思っている。 

2013年3月13日水曜日

二毛作里山発電


私の里山発電のイメージはメガソーラーと言った発電工場のようなイメージではなく
小規模ながら米を育てるようにソーラーの世話をしてパネル下の日陰地で植物の栽培も行う
といった電気と農作物の二毛作のようなものである。
ソーラーパネルは汚れにより発電能力が落ちるので日常的に清掃を行ったり効率的な発電を行うために定期的にパネルの向きを変えるといった作業を行い、パネル下では半日陰地を利用した陰性作物(椎茸など)栽培なが考えられる。実際に三重でソーラーパネルの下で陰性緑化植物(リュウノヒゲ)の栽培を行っている園芸農家がNHKのニュースで紹介されていた。

TPPなどへの参加により農業が国際競争力を持つために大規模化、合理化を進めていく事が考えられるが里山景観の維持には適正規模が必要だと思う。農地が大規模に造成され平坦なメガソーラー工場のようになるのは脱化石エネルーギーといった面からは効率的だが景観保全という観点からは疑問である。
小規模ながらきめ細かな世話により発電効率を向上させていく二毛作里山発電が農業の一つの形になれば面白い。


農業しながら太陽光発電 ‐茨城県つくば市‐

太陽光発電と農業の両立を目指している
特にソーラーパネルを手動で角度を変えて調整できるのがすばらしい。

 



http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?did=D0013772111_00000
太陽光発電の導入進む ‐三重県菰野町‐

太陽光発電をメインとし
その下でも栽培可能な植物に限定した栽培を行っている

後日追記
「里山発電」中村鉄哉著 という本に農地兼用太陽光発電システムについてくわしく記述されていて大変参考になった。
参考HP:ルネサンス エコファーム

この本によると約3000m2の土地に2500m2の太陽光パネルを設置したとき、年間1000万円の売電が可能としている。買取価格は40円/kw。
(単純計算すればパネル1m2で年間4000円の収入)
施設整備費は8000万円としいるので8年で原価回収可能としている。
農地としてニンジン、ホウレンソウ、トマトなどは栽培可能だが売り物にはならず生薬(カンゾウ、ヒョウガトウキ)などの栽培が有効としている。パネル比3:1(パネル3:パネルなし1)
問題は施設基礎部分に農地の一時転用許可を受ける必要があること
また近くに送電網がないと莫大な連係コスト(送電線をつなぐ費用)がかかることなど。

買取価格は年々減少しているが太陽光パネルの性能向上や設備費用のコストダウンなどがポイントになりそうである。