2025年7月14日月曜日

RINTO LIFE

私は東京那須の2拠点生活をしている。週末東京平日那須と言う林間と都市の往復生活だ

当初は別荘のように使っていたがネット環境が整いリモートワークが可能となり今の生活スタイルになった

政府も2拠点生活を推奨している。理由は地方の活性化と言うことだ。私が2拠点生活をすることによってこの地域に確かにお金は落ちる。たいした金額ではないが例えば食費は近くのスーパーで購入するが金額は年間約30万円、水道ガスで11万円、ネット費8万円、電気は15万円(電気自動車の充電代含)再エネ契約をしているので地域の再エネ事業者の収入に繋がる。住宅は地元の工務店で建てた。またバイクは地元のバイク屋で購入。税金は固定資産税、別荘の町民税を支払っている。ということで、年間60万円以上が地域に払われている。 

林都往復は環境に配慮して電気自動車(移動費はガソリン車より安い)。高速は使わずバイパス移動。時間はかかるが急いで移動する必要もない。高速を使えば1往復10,000円近くかかってしまうと言うのも大きな理由だが、、

那須は夏涼しいのがほんとにありがたい。エアコンなしで充分過ごせる。東京ではほぼ24時間エアコンを使う。平均700ワットアワーの消費電力とすれば24時間で17キロワット。那須往復する電気自動車の消費電力が約50キロワットなので、東京で3日間エアコンを使えば東京那須往復ができる計算になる

RINTO LIFE (林都生活)を楽しみたい。

「凛とした暮らし」という意味も含めたいが凛と暮らすのは私にはハードルが高そうだ。

那須林庭記(林間生活のレポート)です。

2025年7月10日木曜日

自転車競争社会から散歩社会へ

― 成長社会の終焉と成熟社会のための新たなビジョン ―


成長社会とは自転車競争のような社会だと思う。漕ぐ事をやめたら倒れてしまう。そして勝つために必死にこぎ続ける。時にはその疲労感は喜び与えてくれた。

だが次のコーナーの先に崖がある事に気づいていない


1.成長社会の限界


現代社会は「成長疲れ」の状態にある。

気候変動や資源の枯渇は、これ以上の経済的拡大を警告している。

労働は疲弊を生み、過労死・うつ・孤立が日常化した。

格差は拡大し、成長の果実は特定の層に偏在している。

生きることが「働くこと」「稼ぐこと」に過剰に同一視され、立ち止まることが許されない社会になった。


成長はかつて、人々を豊かにした。

しかし今、その成長は、心と地球を蝕みはじめている。


2.全世代年金制度という“スタンド”


自転車を止めるには、支えが要る。

そのために私は全世代年金制度を提案した。

全世代年金制度は、その支えとなる「スタンド」の役割を果たす。

すべての人に最低限の所得を保障し、

「こぎ続けなければ倒れる」という恐怖から解放し、

自分のペースで生き方を選べる社会を可能にする。


全世代年金制度は、単なる福祉政策ではない。

社会の前提を、「成長」から「成熟」へと切り替える制度的インフラである。


3.散歩社会(成熟社会)の条件


しかし、ペダルを止めるだけでは不十分だ。

必要なのは、散歩を楽しむ社会の設計である。

それは、次のような価値を大切にする社会である。


◉ 時間の再発見

忙しさの代わりに、余白を。

「使うための時間」から「味わうための時間」へ。


◉ 関係の再構築

孤立ではなく共感へ。

家族でも職場でもない、第3のつながりを育てる地域の再生。


◉ 創造と学び

生産と消費から、表現と共創へ。

何歳からでも学び、創ることができる文化的土壌の整備。


◉ ケアと対話

利益よりもケアを、スピードよりも対話を大切にする経済への転換。



4. 金銭以外の豊かさ


成熟社会において、豊かさは「貨幣」だけでは測れない。

地域での貢献が評価される共感通貨

見守りや支え合いを記録する時間銀行

感謝や共創が価値になる「非貨幣的経済」


こうした新たな価値尺度の導入により、人は金銭以外の形で「必要とされている実感」を得ることができる。




自転車競争から降りて、歩く。

歩けば、景色が見える。

風の音、他人の気配、季節の移ろいが聞こえてくる。

立ち止まり、考え、語り合うことができる。

それが「成熟」だ。

全世代年金制度は、そのための静かな制度革命である。



成熟社会が共産主義と誤解されないよう比較してみる

項目

成熟社会(例:北欧型)

共産主義(古典的マルクス主義)

所有

私有財産を認めつつ課税・規制

私有財産の否定

経済システム

市場経済ベース(修正資本主義)

計画経済・国家統制

自由

個人の選択や言論の自由を尊重

過去には制限・弾圧も

政治制度

民主主義(複数政党)

一党独裁が多かった歴史

方法論

漸進的改革・合意形成重視

革命や暴力的転換の可能性




[成熟社会に関連している書籍]

  • 資本主義の終焉、その先の世界 著者:榊原英資・水野和夫
  • 経済成長から「成熟」への価値転換を 著者:水野和夫
  • 人口減少社会のデザイン 著者:広井良典
  • コレクションと資本主義 著者:水野和夫・山本豊津
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 著者:中谷巌
  • 「定常経済」は可能だ! 著者:ハーマン・デイリー
  • 想像的福祉社会 著者:広井良典
  • 人口減少社会という希望 著者:広井良典
  • 定常型社会 著者:広井良典
  • ポスト資本主義 著者:広井良典
  • コミュニティを問い直す 著者:広井良典


全世代型年金制度 (ベーシックインカム改訂案)

 これまで私は、ベーシックインカムに関する提案をいくつかのレポートにまとめてきた。

当初の構想では、既存の年金制度に加えて資産税を新たな財源とし、全国民に年間100万円を無条件で支給するというシステムを想定していた。

しかし検討を進める中で、現行の年金制度を単純に置き換えた場合、一部の高齢者では受給額が減少する恐れがあることが分かってきた。特に、厚生年金の上乗せ部分を含めてすべてをBI化すると、収入が減る層が確実に発生する。

そこで本提案では、年金制度を国民年金(基礎年金)部分に限定して再設計し、それをすべての世代に給付する「全世代型年金制度」として構築する。支給額は、現行の国民年金と同じく年間約80万円とし、全国民に一律で給付される。

つまりこの制度は、従来のように「高齢者になってから支給される」ものではなく、生まれてから亡くなるまで、全世代に無条件で給付される新しい社会保障モデルである。

以下、この制度の制度設計、財源、意義について詳しく述べていく。



全世代型年金制度

〜持続可能な社会保障と公平な再分配の実現に向けて〜


第1章:制度の趣旨と背景


高齢化が進み、少子化が止まらない現代日本において、年金制度の持続可能性と公平性は極めて深刻な課題です。現行の年金制度(特に国民年金)は、未納者や無年金者の存在、給付水準の低さ、そして制度の複雑さなど多くの問題を抱えています。


これに対し、「全世代型年金制度」は、基礎年金を全国民に対して一律に支給する新しい年金モデルとして提案されます。これは従来の「ベーシックインカム構想」を、より現実的・制度的に落とし込み、既存年金制度の改革型バージョンとして設計されています。さらに生活保護制度の代替としても期待出来ます。

また、財源として新たな税制度を提案することにより持続可能な社会保障及び再分配が実現される社会への取り組みでもあります


第2章:制度の骨子

制度名:全世代型年金

支給対象:すべての国民(年齢・所得不問)

年間支給額:80万円/人

給付方法:月額6万6千円を口座に振込(年金番号ベース)

厚生年金(報酬比例部分)は現行通り維持

社会保険料は現行水準を維持第3号優遇廃止)




第3章:財源構成


年間必要財源:約99兆円(全国民1.24億人×80万円)

区分

税目

税収見込 (兆円)

備考

A

現行基礎年金国庫負担(消費税由来)

27

現行制度の国庫負担生活保護費他

B

消費税再設計による増収分

6

食品0%、一般15%、高級品20%

C

資産税(3%

自己申告(相続税様式)

36

個人+法人の金融資産(控除あり) 下表参照

D

固定資産税率引き上げ(1.4%→3%

10

地方税を再設計

E

相続税強化

6

控除見直し・税率引き上げ

G

H

年金所得税

未来型課税(AI・金融取引等)

20

0

高額所得者より年金分徴収

成長課税として制度化

合計


105


必要財源+予備費6兆円

*G 年収600万円から課税、800万円以上で年金分全額徴収 (文末別表参照)


資産税(C、D)内訳


資産階層

金融資産総額(兆円)

税率

年間税収(兆円)

超富裕層(5億円以上)

97

3%

2.91

富裕層(1億~5億円)

236

3%

7.08

準富裕層(5000万~1億円)

255

3%

7.65

合計(個人)



17.64

法人資産の50%に課税

639

3%

19.17

固定資産勢増加分

1.4%を3.0%


10



46.81





未来型課税例 (資産税減収対策)

税目


備考

金融取引税(FAT型)


株式・債券・FX等の取引対象

デジタルサービス税


GAFA型企業・プラットフォーマー課税

AI代替労働課税


AIによる人件費削減利益に応じて課税

カーボンプライシング(排出枠取引税)


脱炭素と連動、企業への負担は限定的



第4章:制度の意義とメリット


1. 安心の最低生活保障

誰でも無条件で年額80万円を受け取る

無年金・低年金問題を根本的に解消


2. 単純・明快な制度設計

複雑な保険料納付・資格要件を不要に

支給漏れ・不公平感を解消


3. 格差是正と所得再分配

資産税・相続税・未来課税を通じて「貯め込み」から「循環」へ

高所得者には所得税で実質的に相殺(再分配)



第5章:将来の展望と持続性確保


全世代型年金制度は、「資産税の縮小」に備えて、以下のような段階的財源移行モデルを組み込んでいます:

フェーズ

資産税依存

未来型課税依存

コメント

初期(〜5年)

高(30兆円)

中(兆円)

資産税の再分配機能が中心

中期(615年)

減少(〜20兆円)

増加(10~15兆円)

未来型課税に主軸移行

長期(15年〜)

低(10兆円未満)

高(20~25兆円)

AI・金融課税が主軸に



第6章:政策の実行可能性と社会的効果

国民の理解を得やすい:「年金」制度の枠内で説明可能

自治体・年金機構等のインフラを流用可:実装コストの抑制

社会全体のベースライン所得を底上げ → 消費・起業・教育・子育ての支援にも

若者・高齢者・非正規労働者の所得安定に貢献 → 生涯設計の自由度を拡大



第7章:制度実現に向けたステップ

1. 財源構成案の立法化(税制改革パッケージ)

2. 全世代型年金法(仮称)の整備

3. 既存制度との接続(厚生年金・医療保険との整合)

4. 市民・自治体・企業との社会対話プロセス

5. 段階的な導入(年齢別・地域別のパイロット展開も検討可)



結語:福祉から共創の時代へ


「全世代型年金」は単なる給付制度ではありません。

これは、すべての人が最低限の生活基盤を得ることで、より自由に、より挑戦的に生きることができる社会への礎です。


その財源は、「余裕のある者が、次代に還元する」という連帯と信頼の設計。

未来型課税と組み合わせたこの制度は、単に過去の老後不安を解消するだけでなく、未来を創る福祉の転換点でもあります。



参考データ:所得別年金税及び税収想定


所得金額

全世代年金

年金税   円

税率%

手取

想定人数

税収    億円

¥1,800,000

¥800,000

¥0

0%

¥2,600,000

37,200,000

0

¥2,000,000

¥800,000

¥0

0%

¥2,800,000

3,100,000

0

¥2,200,000

¥800,000

¥0

0%

¥3,000,000

3,100,000

0

¥2,400,000

¥800,000

¥0

0%

¥3,200,000

3,100,000

0

¥2,600,000

¥800,000

¥0

0%

¥3,400,000

3,100,000

0

¥2,800,000

¥800,000

¥0

0%

¥3,600,000

3,100,000

0

¥3,000,000

¥800,000

¥0

0%

¥3,800,000

3,100,000

0

¥3,200,000

¥800,000

¥0

0%

¥4,000,000

3,100,000

0

¥3,400,000

¥800,000

¥0

0%

¥4,200,000

3,100,000

0

¥3,600,000

¥800,000

¥0

0%

¥4,400,000

3,100,000

0

¥3,800,000

¥800,000

¥0

0%

¥4,600,000

3,100,000

0

¥4,000,000

¥800,000

¥0

0%

¥4,800,000

2,480,000

0

¥4,200,000

¥800,000

¥0

0%

¥5,000,000

2,480,000

0

¥4,400,000

¥800,000

¥0

0%

¥5,200,000

2,480,000

0

¥4,600,000

¥800,000

¥0

0%

¥5,400,000

2,480,000

0

¥4,800,000

¥800,000

¥0

0%

¥5,600,000

2,480,000

0

¥5,000,000

¥800,000

¥0

0%

¥5,800,000

2,480,000

0

¥5,200,000

¥800,000

¥0

0%

¥6,000,000

2,480,000

0

¥5,400,000

¥800,000

¥0

0%

¥6,200,000

2,480,000

0

¥5,600,000

¥800,000

¥0

0%

¥6,400,000

2,480,000

0

¥5,800,000

¥800,000

¥0

0%

¥6,600,000

2,480,000

0

¥6,000,000

¥800,000

¥180,000

3%

¥6,620,000

1,240,000

2,232

¥6,200,000

¥800,000

¥186,000

3%

¥6,814,000

1,240,000

2,306.4

¥6,400,000

¥800,000

¥192,000

3%

¥7,008,000

1,240,000

2,380.8

¥6,600,000

¥800,000

¥330,000

5%

¥7,070,000

1,240,000

4,092

¥6,800,000

¥800,000

¥340,000

5%

¥7,260,000

1,240,000

4,216

¥7,000,000

¥800,000

¥560,000

8%

¥7,240,000

1,240,000

6,944

¥7,200,000

¥800,000

¥576,000

8%

¥7,424,000

1,240,000

7,142.4

¥7,400,000

¥800,000

¥592,000

8%

¥7,608,000

1,240,000

7,340.8

¥7,600,000

¥800,000

¥608,000

8%

¥7,792,000

1,240,000

7,539.2

¥7,800,000

¥800,000

¥624,000

8%

¥7,976,000

1,240,000

7,737.6

¥8,000,000

¥800,000

¥800,000

均一

¥8,000,000

18,600,000

148,800






124,000,000

200,731.2