アナログの辞書は引くのは多少煩わしいが前後の単語やページをめくりながらなんとなく気になった単語を見るなどいろいろなことを学ぶことも可能だ。
デジタルの辞書は検索するのは簡単だが探そうとしている単語しか見ることができない。
私は趣味でイタリア語の勉強しているがイタリア語の辞書を持ち歩くのはかったるいのでスマホに入れようと思っていた。ただデジタル辞書は味気なさを感じるので紙の辞書の良さも取り入れたいと思った。
そこで中古のイタリア語辞書を購入しそれをバラバラにしてドキュメントリーダーでPDF化した。これは「自炊」と言う行為であるがPDF化した文章で目的の単語を探すのは紙の辞書より多少煩わしい。(検索可能なPDFにすれば楽だが探す楽しみに欠ける)
そこでPDFの文章を10ページごとにそこの最初の単語をインデックスとして入力した。全部で800ページほどの辞書だったのでインデックスが80単語できるわけだ。作業としてはかったるいが1時間もかからないで出来た。
単純な方法だがこれで見つけやすい紙の辞書のようにアルファベットの近い単語を探してそこから10ページ以内に目的の単語を発見することができる。また紙と違って自由に拡大できるのも老眼にはありがたい
私のイタリア語辞書は下記要素を備える非常に使い勝手が良いアナデシ辞書となった。
- スマホが辞書になる。(辞書を持ち歩かなくてよい)
- 探す楽しみがある。
- 拡大できる
10ページごとに先頭単語をインデックスにした | |
インデックスから紙の辞書のように単語をさがす |
アナログかデジタルかではないアナデジ的な発想が必要なのかもしれない。