最近「自国優先」を掲げる政党が議席を伸ばしている、そんなニュースを耳にすることが増えました。日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも同じ流れが見られます。
私自身は「世界は協調でこそ成り立つ」と考えているので、こうした動きに危機感を覚えるのですが、一方でこんなふうにも思うのです。
協調主義は素晴らしいけれど、それが行き過ぎれば「自国の利益や立場をちゃんと守らなきゃ」という反動が出る。これは後退ではなく、むしろ協調をより深く理解させ、成熟させるための自然な揺り戻しなのかもしれません。
歴史を見ても、協調が進めば必ずナショナリズムが顔を出し、ナショナリズムが強まればまた協調が意識される。
自由貿易 ←→保護貿易、覇権主義←→共存主義、人種主義←→多文化主義、専制主義←→民主主義、資本主義 ←→社会主義
などは社会の大きな揺れ動きではないでしょうか。
それはやじろベイみたいな物でしょうか?
ただ、このやじろベイは安定を嫌います。安定している状態は、どちらにとっても中途半端で都合が悪い状態だからです。
常にどちらかに偏っている。そして逆方向の力が働く。それは大きな揺れになることもあれば、小さな揺れの時もある
そしてこのやじろベイを動かすエネルギーが我々人間の日々の活動です。
私たちはいつまでも同じことを繰り返しているように思えるかもしれません。
けれども、揺れは単なる反復ではなく、螺旋のように少しずつ高みに上っていく
進化だと願ってます。

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